【11月28日】栃木県益子町様との公民連携勉強会報告

当機構の自治体会員である栃木県益子町の広田町長より益子町の特徴や名産、取り組みの一例をご紹介いただきました。
益子町は益子焼で有名であり、春・秋と開催される益子陶器市では2回の開催で50万人近い観光客が訪れる町であるとともに農業も盛んであり、水稲を中心に大豆や麦、そばといった耕種作物やいちごや果樹類と年間を通して様々な農作物が生産されていることや、町としても子育て支援や渋谷キューズに拠点を設けることで多くの民間企業との連携に力をいれている特徴をご説明いただきました。しかしながら観光分野・定住・移住分野での課題も多くある点をご説明いただきました。

【益子町の民間企業への要望】
１　益子陶器市以外での観光客の呼び込み
２　観光客の宿泊施設の増加
３　新生児支援後の定住化
４　特色ある教育環境づくり
５　農業のデジタル化
６　庁内および市民サービスのデジタル化
７　ふるさと納税の増収

【民間企業からの実装提案】
・LINEを活用した域外向けの情報発信の提案（アローリンク）
・IoTを活用した農業のＤＸ化（日本コムシンク）
・Romiを活用したプログラミング学習支援（mixi）
・障がい者雇用支援を含むふるさと納税の増収支援（サンクスラボ）
・NFTを活用した事業者の資金調達（ＤPLUS）
・非認知能力の可視化DXツールを活用した教育改革（Edv Future）
・DMOとの連携にて観光客増加施策（かんざし）
等

また次回協議は来年1月24日・25日に益子町において現地視察を予定しております。

益子町様へご提案いただいた民間企業の公民連携事業について、内閣府・経済産業省・総務省等の交付金・補助金や、民間企業の活力・資金を活用し、導入支援しております。

開催日時：2023年11月28日（火）13:00~16:00
開催場所：TKP市ヶ谷カンファレンスセンター
自治体側参加者：益子町長　広田茂十郎様　総務部企画課ふるさと納税係兼地域振興担当 上田昌史様　
参加企業：民間企業25名

一般社団法人公民連携推進機構では、定期的に自治体・民間企業との勉強会を開催しております。
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